今日の倉庫番へようこそ
音響の仕事レポートを書き込んでいきたいと思います。
いい音は良い見た目からをモットーに、剥がし、削り、塗り、かっこいい音響機材を目指します。
それでは気の済むまで倉庫を見ていってください。

2011年5月6日金曜日

Z-DRIVE F1/L1/SW46 FRP日記Ver2

今回はF1とSW46のFRPコーティングもレポートしていきます。

FRPコーティング前のSW46です。
18インチユニットが2つなのでブリブリ鳴ります。


HIBOXもLOWBOXもグラスファイバーを敷き詰めて
FRP用材と硬化剤を混ぜて塗りたくっていきます。


FRPは鼻に突き刺さるような臭いが凄いので
扇風機で風を回しています。

気持ちの問題です。


ここまでくると、FRPのことが少しわかってきます。

FRPを重ね塗りする上で、硬化しないFRPがあるみたいです。
早速塗料メーカーに問い合わせしてわかりましたが

パラフィンワックスが入っていないFRPだと硬化せずにベトベト状態になるみたいです。
その上に重ね塗りをするらしいのですが

硬化した方が強度が上がる気がするのでパラフィンワックス入り(インパラっていうみたいです)でやります。

ただ、インパラのFRPで重ね塗りをするには表面を削らないと
乗りが悪いようなのでひたすら削ります。

削った後です。
表面が白くなります。


はみ出した部分も削り、折り返し部分もコーティングします。


塗っては乾かし、削りをひたすら繰り返します。

5、6回塗り、削りを繰り返しました。
最初の方はグラスファイバーの凹凸があって、表面がザラザラしていましたが
何回も塗っただけあり、表面がツルツルになっていきます。

FRPがなんとか終わったので今度は塗装です。

普通FRPの塗装はFRP用材と硬化剤を混ぜるときに着色材を混ぜるみたいですが

これがやたらと高いので後塗りにしました。

で、また問題が…
FRPがツルツルしすぎてトップコート塗料を弾いちゃうんです。

何種類も試して一番乗りが良かったのが

鉄部、木部用の油性のつや消しブラック。
薄めることなく無理矢理塗りました(笑)



純正より綺麗になりました。

下の写真は純正との比較です。
左が純正、右が今回FRPしたES-F1

負けてません

次回のレポートで完成になります。

0 件のコメント:

コメントを投稿